mikarn777’s diary

歌詞や小説、時々日記など載せていきます。

新曲完成しました!三曲目です!

新曲が完成しました!是非聞いて下さい

 

今回もイラストが神ってます、うん、綺麗

 

youtu.be

 

ギターのリフがかっこいい曲になっています

words MIKARN Twitter @mikarn777)Instagram(mikarn07) https://Instagram.com/mikarn07/

music シエシ度

illust 前バ

 

TigerHorse(tigerhorse2021) 小説、歌詞、ブログ、私の世界、覗いてください。 https://mikarn777.hatenablog.com/ 今後も定期的に新曲をアップロードして行く予定です。チャンネル登録よろしくお願いします。20曲くらい構想があるのですが軍資金が足りません。そこでクラウドファンディングを立ち上げたのでお力添えして頂けたら幸いです。 支援.リンク https://doukei.com/mikarn777 この曲はまだ完成ではありません 人の声で歌ってみた MAD等のcover楽しみにしています。 皆様のお力をお貸しください。よろしくお願いします。

 

 

PS

全然関係ないけど部屋に蚊がいて辛いです。なかなか夏が終わりません。

 

 

 

死神【短編小説】

生きたい。このまま生きたい。

何故生きたい?何の為に生きたい?惨めなものだぞ、お前の人生なんて

分からない、死ぬのが怖いから

死より恐ろし物なんていくらでもあるぞ

何のことだ

お前も気づいているはずだ。それは孤独、お前の大切な物にも寿命はある、友の死をお前は耐えられるのか?

私はどうすればいいのだ、私はどうすればいいのだ

その騙して集めた劇薬があるだろう、それを飲めばいい

死んだらどうなるの

遺伝子の鎖から解き放たれて無に帰る、それだけだ

無、無とは何なのだ

魂なんて物は死に怯えた妄言だ、そんなことはもう気付いているだろ

そんな事は分かっている、そんな事は分かっているんだよ

神が先では無い、人間が先なのだ

じゃあお前は何者なんだ

私はクリーチャー人間が作り出した、死神、私はいない

分かっているけど

死にたいんじゃ無いのか?生きるのは辛いだろう、もう悩まなくて済むぞ

私は死にたいんじゃない、幸せになれるなら生きたい

お前は幸せにはなれない、幸せとは何だかわかるのか?

幸せ、美人と結婚して、金があって

お前はそれで苦悩から逃れられると思っているのか、私が消える事は無い

お前は一生いるのか

あゝお前のクリーチャーだからなお前の思考そのものだから

私はお前なんか作り出した記憶はない

じゃあ何故私は生まれた?過去の過ちの繰り返し悔いた記憶、怠惰

もう、分かったよ、いなくなってくれよ、もう疲れたよ

私はお前だ、別れる方法は知っているはずだ

うるさい

さあ呪縛から解放されようじゃないか

うるさい

命なんて大して尊い物じゃない

うるさい

共存していくのか嫌悪する私と

私にはまだやりたい事があるんだ

そんな物全て仮初の延命治療に過ぎない

そうだよ、そうだけど、怖いんだ

何が怖い?無に帰る事か?この地獄で惨めに生き残る方が恐ろしいだろう

あゝ惨めだ、私に価値などない

このまま死に怯えて生きるのか?死の恐怖から解放されるべきだ

何かを遺したい、私が生きた証を

不可能だ、誰の記憶に残る事もできやしない

あゝでも、そうだよな、葬式で泣いて貰えるだろうか

泣かないさ、皆、すぐに普段の生活に戻っていく

そうなのか

あゝお前は友や家族をそんなに大切にして来たのか?

それは

お前には何の価値もないんだよ、認めなさい

そうだよな、あゝ私には何の価値もない、結婚してみたかったな

やめとけ、お前は誰も幸せになんか出来ない、不幸を量産するだけだ

そうだよな

お前が生きてるだけで皆迷惑なんだ、犯罪に手を染める前にさぁ

犯罪か

生きる為には死ぬか、犯罪を犯すしか思いつかないだろ

私はどうすればいいんだ

学生時代も多くの人に迷惑をかけて仕事ではお荷物、もう辞めちまえよ

一度くらい褒めてもらいたかった

お前には無理だ、無能だからな、何をしても無駄

あゝでも私は命懸けで産んでくれた人がいる

その人に迷惑をかけてるのもお前だろう

あゝそうだ

どの道迷惑をかけるなら一度の方がましでは無いのか?生にしがみつくならそれこそ醜いぞ、生き延びてもお前に価値などない、命などそれほど尊いものでは無い、お前が死ななくとも誰かが死ぬ、名前の知らなぬ誰かがな、動物や虫や微生物が死ぬのとなりより変わらない、お前のもつ美学などその程度なのだよ、余念生きてしまった事に対する拙い道徳観がお前を騙しているだけ

なら死神よ、お前に価値はあるのか

私も同等に価値などない、私はお前なのだから

こんな時でも涙は出ない、恐怖もない何故私は壊れてしまったのだろうか、いつから幸福を諦めてしまったのだろうかお前と出会ってしまったのだろうか

私は誰の中にも存在する、私は生存本能の中にある防衛思想の魂魄、思考あるものには必ず住み着いている、私はお前を守る為に存在しているのだよ

守る?死神が?

そうだ、生の苦しみから守る為に存在しているのだよ、最大の逃避行動その物だ。お前はこれまで何度も逃げ出し、投げ出してきた、そこに染み付いた仮想現実、私は虚像であり確かに存在する現実、逃げ場はない、お前が閉ざしてしまったから

病に倒れる方がマシだったかもな、同情もして貰えたかも知れない、事故で死ねるなら許して貰えるだろう

何を選んでも必ず死ぬんだ、そこに美学を求めてはいけない、どんなに無様でもどんなに美談でもどうせ何も残らない、皆灰になるだけ

あゝそうだな、でも

生きたいのか?

どうだろう、解らない、生きたいのだろうか、何不自由なければ、評価されれば、生きてていいのならば本当は生きていたい

現実を見ろ、お前にはなんの才能もない、誰からも必要とされない、お前の人生なんてそんなもんだ、生きていてはいけない存在なんだ、その思考すら無駄なこと、私との対話すら、もう答えは出てるはずだ

悔しいな、もし歌が上手かったら、もし絵が上手かったら、もしあの時選択を変えていたら、もっとマシな人生をおくれたかもしれないのにな

人生にたらればなんて言ってる時点で終わりは見えてるだろう、お前の価値なんてその程度だ

私は何者なのだろう、例えばお前を失ったとして私は生きていけるのだろうか、お前がいるから生きづらいはずなのにお前のいない人生なんて想像出来ない、逃げ道として、依存してるのかも知れない、苦しいのに、恋しくて、でも生きる為にはお前とは別れないといけない、お前といたら幸せにはなれない

私の存在を否定すること出来ないはずだ、どう足掻こうとも死の束縛からは逃れることは出来ない、お前の一番幸せな瞬間を選び終わらせてやろうか

残酷だな、お前は

そういうものさ、お前の人生なんて

て事は今後に幸福になれる事があるということか?

あると言えばあるがないと言えばないに等しい、死の不安を背負い本当に笑えると思うか?

死ななければいいのかな?

本当にそう思うのか一生死なずに生きていくそれこそ絶望だぞ

そりゃそうだよな

お前が生に縋り付く気持ちも分からなくは無いけどな、確かに楽しかった記憶もあるんだろう、でもその数倍辛かった事もあるだろ、罪も犯して、バレずにのうのうと生きてる、もう腹を括ったらどうなんだ

そう急かすなよ、私だって色々考えてるんだから

惨めだね、生き恥を晒すというのは

死に脅え続けるのは死刑囚と何も変わらない、運命というのは残酷だ、神は悪人だね

妄信的な思考だね、さっきも言ったがこの世には死神以外の神は存在しない、まあ、私と同じで作り出すことは出来るがな宗教家にでもなるつもりか?

でもそっちの方が楽に思える時もあるよ、戒律は面倒そうだけどね、でも何かを信じて、何かのルールに縛られた方がよっぽど楽かも知れない、孤独でもないしね

何を信じるかは自由だけど、何も続かない、お前には向いてないと思うよ

まあ、それは冗談だとして終活はするべきだよな

資産なんてないだろ

まあ、でも遺書とか掃除くらいはしときたいでしょ

死んだら関係ないよそんなもの

はあ、借金だけ残す形になるな

それも死んだら関係ないよ

そうは言っても死ぬのは怖いよ

酒でも飲めばいいじゃないか、好きだろ、本望だろ、祖母の作った梅酒と睡眠薬、準備は整ってるじゃないか

そうは言ってもな

生き残る方がよっぽど苦しいぞ、もし介護が必要な歳まで生きたとしたら、それこそもう自殺なんて出来ないぞ、生き地獄、苦しいぞ

まあ、そんな生きるつもりはないよ

はあ、ため息が出るよ、お前には、じゃあいつまで生きるの?

それは

さっさと死ねばいい

あゝ、でも、あと1日まってくれ

何だよ、見たいテレビでもあるのか?

そんなんじゃないけど、準備くらいさせろよ

明日死ぬ明日死ぬっていつまで言い続けるんだよ

明日、また明日っ生きててもいいじゃないか

それって楽しいか?

全く楽しくはないよ

そうだろ

でもさ、怖いんだよ、生存本能?それがあるんだよ、どんなに腐り切ってても

害悪、害悪、害悪、早く死なないと、迷惑何だって、お前の存在は

分かったてば

 

死ぬまでにやりたい事

死ぬまでにやりたい事

双極性障害と現在

 

死にたく無いと願っても心は終わりを求める。鬱になっても生きたい気持ちはここにある。

もし生きれるのならやりたい事がある。夢半ばで終わったとしても、もし私を見つけたのなら思い出して欲しい。遺書にならないように願いを込めて。私の生きる呪縛のように目標を掲げて現世に身を縛る。

 

支援リンク

 

https://doukei.com/mikarn777

 

 

 

●死ぬまでにやりたい事

 

●小説

 

これからも小説は書いていきたいですね。もちろん苦しい時もありますが、一番楽でいられるそんな世界です。いつかは書籍化なんて夢ですね。ぜひ生きてるうちに本にしたいと思っています。自分の小説は全部命をテーマにしてるんですよ。誰かを救えるような、何かを考えるきっかけになれば良いと思ってます。これからも書き続けたいです。人気は欲しいですが、自分がやりたい事を描き続けたいと思います。鬱を経験したからこそ私にしか書けない世界を遺したいです。

 

●楽曲制作

 

音楽は楽しいですね、今では個人で活動してますが、またバンド活動をしたいです。夢としては大きなステージに立ってみたいです。今はクラウドファンディングで楽曲制作費用を集めています。興味がある方は支援の方お願いします。今はとりあえず申請中です。申請が通ればまた告知の方をさせて頂きます。

 

こんな感じの楽曲を制作しています。まだまだ製作中の作品がありますので世に出してあげたいですね。

 

youtu.be

 

⚫️精神疾患の支援活動

 

もし生き残る事が出来たならうつ病双極性障害精神疾患の支援活動をしたいと思ってます。医療は進んでいるとは思いますが、正直まだまだだと思います。痒いところに手が届かないと言いますか、私が経験しているからこそ出来る事があるはずです。少しでも命を諦める方が少なくなるように努力したいです。苦しいし孤独なんですよね、支援する団体や集まれるコミニティーを作りたいと思ってます。

 

⚫️保護猫の支援活動

 

猫が好きなので保護猫の支援活動をしたいです。殺処分の数が日本は多すぎると思います。これは人ごとではなく、向き合わなければいけない問題だと思います。もっと勉強をして支援団体の構築を考えています。


⚫️オンラインサロンの設立 

 

悩みがある人の集まれる場所を作りたい、先ほども上げましたが、孤独を解消する、みんなで協力して問題を解決するコミニティーを立ち上げたいと思っています。

 

●店舗経営

飲食店を経営したいですね、小さくて小洒落たカフェのような空間。

そして古着屋さん。田舎でのんびりそんな生活も憧れる。

 

●ご支援よろしくお願いします

 

最後になりますが、今私は双極性障害躁うつ病)と戦っています。夢はありますが正直明日生きているかもわかりません。仕事は休職中で医療費も払えそうにありません。完治できずとも寛解させて生き残りたいです。助けてください。生き残って恩返しをさせて下さい。

 

あゝ生きたい。

 

支援リンク

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パン屋【短編小説】

 私は今日もいつもと同じパン屋さんに来ていた。地元じゃ有名な小洒落たパン屋。店内はモダンで温かみを感じ、木製の家具が落ち着きを与えてくれる。沢山種類があるがここのクリームパンが好きだ。とにかく柔らかくて中のクリームも最高。甘過ぎずちょいどいい。

隣には本屋さんもある。いつも先に新作が出ていないか先に物色してみる。新書コーナ。文庫散々見たが気になる物は特に無かった。

パン屋に向かう。店に近づくだけで外からでもパン生地の甘い香りに包まれていく。耐えきれずに私は早足で入口に向かう。
「いらっしゃいませ」
割烹着を着たお姉さんが私を出迎える。今日もぎっしりと色んな種類のパンが並んでいる。いい香りだ。
私はトングとトレーをとり物色を始める。
クロワッサンも捨て難い。カレーパンも揚げたてだと言う。だがいつも通り私はクリームパンを選んでいた。こんなに種類があるのに私はいつもクリームパンを選んでる。私は新しい味を探す勇気のない意気地無しだ。
いや同じ物を愛し続ける一途な女だ。
いつも通り無難なクリームパン。今日は特別に2つ買う事にした。自分でも分かるくらいの上機嫌だ。食べるのが待ち遠しい。

店員さんの所に運んでいき精算を始める。
「ありがとうございます。お持ち帰りでよろしいでしょうか?」
「はい」
袋に詰めてもらい会計を済ます。はやく食べたい。
足取りは軽く周りに人がいなければスキップをしたい。駐車場に向かい車に乗り込む。エンジンをかける。このまま家に帰ってから食べようかそれとも今ひとつ食べてしまおうかクリームパンは私を悩ませる。
私は早る気持ちを我慢する事は出来なかった。袋からクリームパンをひとつ取り出す。一瞬で甘い香りが車内を包む。一思いに噛じる。パンはホロホロと崩れ口の中に入っていく。ハムと食べる。クリームが溢れ出す。幸せだ。もう一口。幸せだ。
スマホBluetoothを車と繋ぎ音楽をかける。好きな音楽が車内を包む。鼻歌でハミングし気分も上々。普段の嫌なことも忘れて一人でこのひと時を楽しんでいた。

トントンと車の窓を叩かれた。中年の男性が困った様子で立っている。一瞬驚いたが周りに人も大勢居たので恐怖は無かった。どうしたのだろう。車の窓を開ける。
「すいません」
「はい」
「道を尋ねたいんですけど」
「あ、はい」
「市役所の場所を教えて貰えませんか」
「あ、はい」
どうやら中年の男性は道に迷ったようだ。
私は地理は得意では無いが市役所の場所くらいは知っていた。このパン屋からは近くは無いが道自体はは複雑ではない。簡単に説明も出来る。
「ここをまっすぐ行って、交差点を左で、、、」
丁寧に教えることが出来た。
「ありがとうございます」
その男性は満足気に笑顔で自分の車に向かっていった。
私も親切な事ができ心には幸福で満たされていた。食べかけのクリームパンを手に取りムシャムシャと続きを食べていった。今日はよく眠れそうだ。クリームパンを食べ終えた。
ひとつのこして家に帰る。

「ただいま」心の中でそうつぶやく。鍵を開けてアパートに帰る。一人暮らしなので誰もいない。バックとクリームパンの袋を持ち家に入る。上着を脱ぎハンガーにかける。テレビをつけてソファに座る。クイズ番組がやっていた。
ソファに沈むともう夕食を作るのが面倒だ。少し休もう。
お腹がすいたので残りのパンを食べる事にした。
今日の出来事を思い出す。
そう言えば、あの人は何で私に声をかけたのだろう。人は大勢いた筈だ。ナンパをするつもりだったのだろうか、でも連絡先は聞かれなかった。そもそもこの時代に何でナビを使わないだろうかスマホを使えば良い筈だ。
疑問は次々生まれたが今となっては確かめようがない。少し気持ち悪いが。私はクリームパンをムシャムシャ食べる。美味い。

風呂に入り床に就く。もう眠い。記憶が遠のく夢の中でも私はパンを食べていた。ムシャムシャ。美味い。ムシャムシャ。美味い。

ジリジリと慌ただしいアラームで私は起きた。うるさい。優秀な目覚ましだ。
私は顔を洗いに洗面台に向かう。水が冷たい。一気に目が覚める。化粧をして今日も仕事に向かう。


あれから1ヶ月くらいたっただろうか仕事を終えた私はまたパン屋に向かっていた。同じ市内のお店でここもクリームパンが上手い。それにここの方が家からも近いのでよく来る。楽しみだ。スーパーと隣接してる為、駐車場につくと夕食の時間と重なり店もかなり混んでいた。
車から降りるとパンの甘い香りが店からも漏れ食欲を唆る。口の中に唾液が溜まる。ここのパンはいつも食べるコンビニのパンとは違い温かみを感じる事が出来る。
はやくクリームパンが食べたい。無意識に早歩きになっていた。
店にはいる。「いらっしゃいませ」「いらっしゃいませ」店員が次々と挨拶をしてきた。軽く頭を下げる。
見渡す限りパン。パン。パン。
お目当てのクリームパンは焼きたての札が立っている。最高のタイミングだ。私は幸福の絶頂にいた。直ぐにトレーとトングを取り物色を始める。お目当てのクリームパンを2つトレーに乗せる。触ってはいないが見た目だけでこのパンからは温かみを感じることが出来た。
ここはメロンパンも上手い。ひとつ乗せておこう。楽しみが もうひとつ増えた。

あとはどれにしよう。決まらないのでもういいだろう。私は買い物を辞めてレジに向かう。店内に人は大勢いたがレジは並んでおらずスムーズに進むことが出来た。
会員カードを提示してポイントをつけてもらった。定員さんは私のパンを丁寧に袋に包みそっと渡してくれた。
「ありがとうございました」
買い物を順調に終えあとは帰宅してゆっくりするだけだ。
私は興奮気味に店内を後にして車に向かう。駐車場は来た時よりは空いていたがまだ人は多かった。
私は上機嫌で車に乗り込む。袋の中をチラ見して中を確認し大切に助手席に乗せた。
トントンと車の窓を叩かれた。中年の男性が困った様子で立っている。窓を開ける。
「すいません」
「はい」
「道を尋ねたいんですけど」
記憶がある蘇る。あの時の男だ。何が起きているのだろう。デジャブだ。私は恐怖で震えだす。私は今起きている現実を理解出来ないでいた。
「あ、はい、」
私は恐怖で声が出なかった。自分の心音が聞こえるくらいだ。
「市役所の場所教えて貰いたいのですが」
何なんだこの人は、分からない私の思考は既に止まっていた。ずっと同じ事をしている人なのだろうか。私を覚えてないのだろう。何がなんだ分からない。
「わかりません!」
私は恐怖と怒りで怒鳴り直ぐに窓を閉めた。男は黙ってこっちを見てる。窓はゆっくりしまっていく。こんなに時間かかっただろうかなかなか閉まらない。早くしまれ。早くしまれ。
あと10センチ。
「今日は教えてくれないんだ」

 

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双極性障害について

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私は双極性障害躁うつ病)に5年ほど悩まされています。これは本当に地獄で、毎日死にたいと思っています。本当は死にたくないのに、苦しいです。鬱の状態が本当に辛いです。何も不安になることは無いのに、毎日不安でしょうがないです。あなたがこれを読んでいる時に私はもういないかも知れません。

双極性障害は脳の病気です。双極性障害は気分が高まったり落ち込んだり、ハイテンションの躁状態うつ状態を繰り返す脳の病気です。性格や心の問題ではありません。およそ100人に1人がかかる病気でそのかかりやすさは男女差は無いそうです。

私は20歳の頃突然全くやる気がなくなり布団から起き上がるのも億劫になりました。好きだったことが全く興味が無くなり、当時通っていた大学を休学して、好きだったアパレルのバイトも辞めて、彼女とも別れました。

友人のすすめでネットにあるうつ病診断をしてみて結果うつ病の可能性が高いと診断されました。私は自覚が無かったので驚きましたがそのまま心療内科に行きました。そこでは軽度の鬱と診断されました。ところが一週間後には元気になり、エネルギーにあふれ、気分が高まって元気になった気がしました。全く眠らなくても問題なく、神にもなった気分でした。何でもできる気になって、人と会うのが楽しくておしゃべりになりました。長電話をしたり。なので完治したと思い通院も辞めました。

しかしそれは躁状態で全く治っていませんでした。次に来るのは圧倒的絶望。気分は落ち込み、寝てばかりいて、何もやる気が無くなり、何をしても楽しくなく、疲れやすく、何も手をつけることが出来なくなります。そして希死念慮。死にたくなります。

そしてまた病院に行くのですが双極性障害は診断の難しい病気らしいです。私自体も当時双極性障害の事は知らず、治ったら辞め、病んだら通う、それを繰り返してました。

当時躁状態が酷く買い物が止まらなくなりました。自分では抑える事はできず、今ではクレジットカードは止まってしまいました。そしてうつ状態の時に激しく後悔します。そんなことを繰り返してました。

ある日たまたまSNSで見た双極性障害の言葉を見つけて、もしかしたら自分は双極性障害なのではないのかと思い医師に相談しましたところ今通っているメンタルクリニックを紹介してもらいました。そこで双極性障害と診断され薬物治療を始めました。始めた薬が炭酸リチウムという薬です。これは感情の高まりを抑える薬です。そしてオランザピン、これは興奮をおさえて、不安、緊張などをやわらげて、何もやる気はしない、何も興味が持てないというような状態を改善する薬です。他睡眠薬や頓服薬を飲みながら、今生きてます。

 

薬物治療で躁状態は改善してはいるのですが、うつ状態が酷く毎日倦怠感が続いています。今でも死にたいと思います。本当は死にたくないのに、薬がないと全く動けないです。しかし仕事も行けてないので薬を買うことが出来ません。もう人生詰みかも知れません。お手上げです。助けてください。

 

調べるとどうやら完治は難しい病のようです。寛解させて自分で飼い慣らすことが大事なようですね。しっかり向き合っていかないと行けませんね。地獄を受け入れて命を燃やしくす、それが私に出来ることみたいです。

 

また何かあったらここに載せていきたいと思います。何かのお役に立てるように、あゝ死にたくないな。

 

宜ければご支援ください!

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色即是空スペクトラム 【定期連載小説】

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輪廻転生

私たちは生まれ変わる

何度でも


他の作品も是非読んでみてください。
随時投稿しています。
表紙の画像も募集しています!
人気があれば続編を書きます。


メッセージ、質問、感想等は
Instagramでもお待ちしております
「mikarn07」

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九品市 (くほんし)午前中8時17分

「信じない者は地獄に落ちますよ」朝から駅では熱心にビラを配る女性の姿が見える。殆どの人達がそれを見にも入れず各々の通勤先、通学先へと足を運んでいた。

黒髪、伸びた襟足、左耳にピアスをした高校1年生、屋敷夏鈴(やしきかりん)も何事もなく通り過ぎる人達の一人だった。

世の中には天国なんてないし地獄もない。神もいないし幽霊もいない。死んだら皆灰になって無。夏鈴は幼少期の体験から霊魂やオカルトの類は一切信じない事に決めていた。車道脇にに添えてある花も先祖の墓参りすら意味を持たないと思っていた。

「おはよう!どうしたのうかない顔して」
話しかけて来たのは夏鈴の友達の花村友紀(はなむらゆき)だ。その風貌は夏鈴と比べるととても幼くあどけない。女性と言われても分からない程だ。
「いや、最近頭痛が酷くて」
「そうなん?風邪?」
「いや、たぶん風邪ではないと思うんだけどな」
「そう、はやく治るといいね」
そう言って二人は高校へ向かう。

「おーい!夏鈴!友紀!」
遠くからてを降るのは杉澤凛太郎(すぎさわりんたろう)彼も夏鈴のクラスメイトで友達だ。
「凛太郎、今日は早いね、いつも遅刻ギリギリなのに」友紀がチクリと言う。
「今日は何だかスッキリ起きれたんだ!なんたって今日は待ちに待った大肝試し大会、これを機に杏ちゃん距離を縮めて、あんな事やこんな事を、あー!妄想だけでヨダレが出ちゃうぜ」
りんたろう浮かれすぎ、ほら夏鈴、ひいてるぜ」
「嘘だろう、夏鈴、楽しみだよなー!」
「行くのは構わないけど、幽霊なんていないよ」
「そんなロマンの無いこと言うなよ、子供の頃サンタクロースとかに興奮しただろ!あれと一緒だろ!なあ、夏鈴楽しみだろ、せっかく仲良くなろうと女子も呼んだんだし」
「まあ、行くのは行くよ」
「ほら、友紀聞いただろ、やっぱり夏鈴は素直じゃないだけで楽しみなんだよ」
「はい、はい、わかったよ」
夏鈴達は普段通り無駄話をして学校についた。

午前12時10分

学校は昼休みの時間だ。各々弁当を食べたり売店に行ったりしている。
「宮田!それじゃあ22時に集合な!」
「はいはい!もう何回も聞いたよ」凛太郎のしつこい確認に呆れていたのは黒髪ショートの宮田ひなのだ。今日まで何度も確認して来て不満が溜まっていた。
「岸本さんもね!」宮田ひなのの後ろに隠れていたのは岸本杏(きしもとあんず)性格は大人しいが華奢で可愛らしくクラスの男子達の憧れの存在だ。表情には出さないが実は今日の肝試しが楽しみでもある。
「虫除けはしといた方がいいぞ」
「はいはい、わかったよ」
「岸本さんもね!」
「うん」小さく頷く。その仕草は小動物のように愛おしい。
夏鈴と友紀はその様子を弁当を食べながら見ていた。
「塩とかも持って行った方がいいかな?」
「浮かれすぎ、あんたホラー映画とかなら1番先に死ぬパターンよ」
「ええ、やば、フラグ回収しないようにしないと」
「凛太郎が幽霊に捕まって僕らダッシュで逃げるわ」友紀が冷やかす。
「いや、そこは助けてよ」笑いが起きる。
「けっこう山の奥なんだって?」宮田が確認する。
「そうそう!たまたま見つけたんだよ、厳重に囲われていて、あそこは何かあるよ絶対」
「そう、でも杏が少しでも怖がったら私たちすぐ帰るからね」
「大丈夫俺たちがしっかり守るから」
「はいはい」
「いや宮田は大丈夫だろ、得意の剣道で、怖かったら竹刀持って来てもいいぞ」
「杏、行くの辞める?」
「うそうそ、ごめんごめん」皆和やかに冗談を言いながら昼休みを過ごしていた。
「辞めた方がいいですよ」
「神来社さん?」神来社ねね、クラスではあまり目立たないで凛太郎達も話しかけられるは初めてだった。一瞬場が静まった。
「あの、そこは辞めた方がいいですよ」
「神来社さん、ありがとう、心配してくれたんだよね、俺たちちょっと見に行くだけだから、そしたらすぐ帰るよ」
「あの、、」神来社ねねはまだ何か言いたそうだったが凛太郎は無理やり話を変えて遮った。

凛太郎は夏鈴と友紀の席に行き弁当を食べ始めた。少し話しすぎたせいで昼休みの残り時間は少ない。急いで弁当を駆け込む。
「しかし杏ちゃんかわいいよな、今日どうにか手を繋げないかな」
「まあ、かわいいよな、でも宮田だってクラスじゃ上位だろ」
「いやいや彼女にはお淑やかさが足りない、杏ちゃんは完璧だろ、ほら、こっち見てるぞ、俺の事見てるのかな」
「まあまあ、妄想はその辺にしとけ、凹んだ時のダメージがデカくなるぞ」


午後4時15分

昼休みが終わり。放課後の時間が来た。凛太郎は終始浮かれ気味で帰っていった。おそらく夜遅くに外に出るのが嬉しいのだろう。夏鈴達には見抜かれていた。そういう他のメンバーも例外ではなくどこか背徳感と高揚感を持ち合わせていた。
夏鈴と友紀はまた駅の近くの道を通る。
相変わらずどこかの熱心に宗教勧誘をしている。輪廻。地獄。極楽。どの言葉も夏鈴に刺さることはなかった。
「あの人達は他人に迷惑をかけてる事が分からないのかな?」夏鈴が言葉を漏らす。
「あの人達は本当に幸せに慣れるって信じてるんだよ、そういうもんでしょ?」
「洗脳?」
「まあ洗脳だよね、でもかといって洗脳されてない人間なんているのかな?誰だって何かしらの自分の中の常識を持っている、それは親であったり学校だったり僕達もしっかり洗脳されてるんだよ」
「まあ、そうだな、友紀、大人だな、でもじゃあ霊魂とかは信じてる?」
「うーんどうだろう、大切な人の事を考えるといないとは言い切りたくはないな、それに正月はおみくじひくし、クリスマスはケーキを食べるよ、宗教ってのは熱心に勉強する人ほどその矛盾に気づいて苦悩するんだってさ、考え過ぎるのは良くないよ」
「そうだよな、輪廻はあるのかな」
「輪廻か、どうしたの?肝試し怖くなった?」
「いや、もし人間をやり続けるのは嫌だなって思って」
「病んでるの?まあ、でもそれこそ地獄かもね」
「輪廻があるなら俺は何だったんだろう?」
「カエルとかじゃない?良くて農民とかでしょ、のんびりしてたんじゃない?」
「友紀、農民も大変だぞ、きっと」
「ごめんごめん、差別的な事じゃなくて有名人とかじゃないってこと僕は、たぶん凛太郎は人間初めてだろうねピュアだし」
「確かに」
「でも夏鈴はもしかしたら大物だったかもね」
「え?なんで」
「なんかそんな気がする大物オーラがあるよ入学式からずっと、何かに悩んで、しっかり答えを出してる、そんな気がする」
「なんだよそれ」
「じゃあ僕こっちだから、また」
「ああ、また、夜!」

九品市 東山 (あづまやま)午後8時7分
「遅いぞ夏鈴!もうみんな来てるぞ」
「ああ、悪い、悪い」
「ここ昇っていくの?」
「そうそう」
「ここ俺も来たことあるけど特に何もなかったよ」
「いや、俺も最近気づいたんだよ、奥に囲いみたいのが出来てて、何かを隠してんだよ、きっと、今回はそれを見つけに行きます」
「あー、了解」
「私たち何も持って来てないけどいいの?」宮田が言う。
「大丈夫今日の為にホームセンターに売ってたスーパーライトを持って来たからこれでバッチリ、後はスマホ使えば大丈夫でしょ」そう言って凛太郎はだいぶ大きい業務用の懐中電灯を取り出した。その威力は凄まじく遠く先まで明るく照らす。
「じゃあ行ってみるか」
そう言って凛太郎を先頭に山道を歩き始めた。外灯は無い。肝試しとは言ってもここは整備された道だバイキングコースとも使われている。夜道の恐怖は皆感じていたが好奇心の方が勝っていた。小枝を踏みパキッと音が鳴る。宮田は少し驚く、だが不安な表情は見せたくはない。気付かないふりをして歩みを続ける。
「岸本さん、大丈夫?」凛太郎がそう呟く。
「うん」
「怖かったら俺と手を繋ぐ?」岸本は首を横に振り宮田と手を繋ぐ。
「幽霊より凛太郎の方が怖いみたいだよ」
友紀が突っ込む。
「凛太郎、杏に触ったら、私が殴るよ」
「はい」凛太郎達は談笑をしながら道を歩き続ける。

午後8時23分

「こっちこっち」凛太郎は山道から外れた山道を指さす。簡易的な立ち入り禁止の紙がある。
「こっちいけるの?」あからさまに整備されてない道を指さす凛太郎に一同不安が募る。
「大丈夫、こっから一本道だから」誰も怖いと言えずにロープ一本をまたぎ奥に入る。
「なかなかの獣道だね、今日スニーカーで来てて良かったよ」友紀が言う。
「どうした?夏鈴、さっきから黙っちゃって、ビビった?」
「いや、さっきから何か聞こえないか?」
「え、何?」
「ほら聞いてみろよ」一同が歩みを止めて耳を澄ますと蝉、コオロギとは別に何かが動くような音が聞こえる。
「なんだろう?でも動物くらいいるだろ」
「いや幽霊なんかよりそっちの方がやばいだろ、イノシシとかいたら」
「大丈夫だろ、イノシシなんかは臆病だし、いきなり襲って来る事はないだろ」
「そうか」
由紀がスマホでカメラを回す。
「なんかいたの?」
「いや、まあ記念に、それに幽霊でも写ったらぼろ儲けじゃん」
「はは、逃げ遅れるなよ」凛太郎が言う。

午後8時41分

「なんかおかしくない?」最初に異変に気づいたのは友紀だった。
「どうしたの?」
「凛太郎、ちょっと一人で歩いてみて」
「なんでだよ」
「いいから」
凛太郎は渋々一人で歩き始める。そこには虫の音と凛太郎の足音。しかし皆気づいた。凛太郎の足音に反響するようにもうひとつの足音がする?
「なんだこれ?」
「おもしろいね、もう1回やってみて、録画するから」
「ああ、いいけど」凛太郎は言葉にはしなかったが少し不安になっていた。夏鈴は怯えることなく辺りを見渡す。
「誰かいるのかな?」
皆辺りを見渡すがそのような姿はない。岸本は宮田に強くひきつく。
「何これ?幽霊なの?」宮田が呟く
「いや、」凛太郎は何かを言おうとして飲み込んだ。
「いや、ここやばいんじゃない?もう帰る?」宮田が言う。
「いや、あともう少しだからそこまで行ったら、すぐ帰ろうぜ」凛太郎が慌てながら言う。そう言って凛太郎ら先に進んでいく。強い懐中電灯を持っているのは凛太郎だけだったので女子達は渋々ついていく事にした。友紀は面白がっているし、夏鈴はひとつも不安を感じていなかった。

また少し歩くと大きな柵が見えた。その柵は素人が見ても異形で至る所に鈴が着いていて御札と紙垂がびっしりと張り巡らされている。
「ほらこれすごいだろ。この前来た時は昼間だったけど夜は迫力があるな」
「なんだろうこれ、何かを閉じ込めてる形?」友紀が近寄って眺める。
「ほら、ついたんでしょ、もう帰るよ」宮田が話す。
「いや、まだ先があるんだよ」
「ちょっと待って、私たちは行かないからね」宮田はそこに座り込む。
「なんだろうこれ」友紀は興味津々で辺りを散策してスマホで撮影する。
「夏鈴ちょっと来て」凛太郎が呼び出す。
「何?」
「ここ、入れそうだろ」
「本当だ」
凛太郎は柵をよじ登る。柵についた鈴が森中に鳴り響く。夏鈴も続いて登る。
「そこ入れるの?」友紀が少し離れた所から言う。女子達はスマホをいじって興味がないようだ。
「そこから入れるぞ」
「待って今からいく!」友紀はスマホをポケットにしまい。柵をよじ登る。
「夏鈴、怖いか?」
「どうだろう」
「この先は俺も行ったことない、何があるかは分からない」
また三人は少し歩いた。

そこにはまた紙垂で囲われた、箱のような物があった。

「なんだろうこれ」
「やばいね、これ何かを祀ってる」
「俺は宗教とか詳しくないから何を意味してるのか分からない、夏鈴分かる」
「どうだろう、何かの儀式とか」
「俺開けて見るわ、友紀撮影してて」
「いや、たぶんそれはルール違反、宗教的なものは敵に回したくないからね」
「なんだよ、じゃあみんなで見てみようぜ」
凛太郎が力いっぱい箱を開ける。
「なんだこれ」
その中には四隅に瓶のような物があり、何か液体が入っていた。そして中央に先を赤く塗られたようじのようなものがある。
もっと怖い物を想像していた凛太郎達は少しがっかりした。凛太郎はそのようじをひとつつまみ。首を傾げる。
「本当になんだろうなこれ」
その瞬間柵に括り付けられていた鈴が一斉に鳴り出した。
「うわ!!!」凛太郎が叫ぶ
「宮田達?」それは宮田達はでは無いと分かっていた。懐中電灯で音の先を照らすと凛太郎は動かなくなった。
「どうしたの?」声をかけた友紀も夏鈴もその理由が直ぐに理解が出来た。
女の顔がこっちを見てる。勿論宮田達ではない。白い顔赤い眼黒い髪。異形の姿に瞬時にこの世のものじゃ無いことは理解出来た。
「ヒッヒッヒッ」異形な物がずっと見ている。凛太郎は固まって動かない。
「凛太郎!凛太郎!馬鹿!逃げるぞ」夏鈴が腕を掴み。凛太郎を引っ張りながら柵の方へと走り出す!友紀も固まっていたが夏鈴の大声で正気を取り戻す。とにかく必死に走り出す。
柵まで来たが体が震えて言うことを効かない。
「どうしたの?」柵の外側の宮田達も夏鈴達の必死の形相にただ事じゃない事を理解した。
「はやく!はやく!」
凄まじい大音量で鈴が鳴る。
「何これ?」
「宮田!逃げろ!!」宮田達は戸惑って動かない。
皆必死に柵をよじ登る。後ろを振り返ると裸で上半身のみ、左右に手が三本づつある女がいた。
「はやく!」
「やばい!やばい!」
そいつは笑いながら蜘蛛のような動きでこちらに近づいてくる。皆半狂乱で柵を飛び越え走り出す。
ただただ後ろを振り返らず走り続けた。ふもとまで降りると皆息を切らして胸が苦しい。各々言いたいことはあったが言葉を出すことは出来なかった。夏鈴はそこでようやく振り返るとそこにはもう異形の姿はなかった。とりあえず一安心して息を整える。
「帰ろう」凛太郎がそう言うと。皆何か言いたそうだったが恐怖で思考が回らず。黙って帰ることにした。

 

次の日 土曜日午前7時15分

夏鈴はアラームより先に着信音で目が覚めた。それは友紀からだった。

「もしも、」
「夏鈴!凛太郎がやばい!すぐ来てくれ」
友紀は凄まじい勢いで話それがただ事では無いことと理解した。急いで着替えて凛太郎の家に向かう。
途中で友紀と合流する。
「どうしたんだよ?昨日の事?」
「そうだよ、たぶん、僕もさっき凛太郎のお母さんから電話あって直ぐに来てって、それにみてこれ」友紀が腕をまくるとそこには漢字だろうかハングル文字だろうか見た事のない文字が書かれていた。
「何それ?」
「分からない?呪い?夏鈴はないの?」
夏鈴も腕をまくるが見当たらなかった。
「ないな」
「そっかとりあえず凛太郎の家に行こう」
俺たちは走って凛太郎の家に向かった。

チャイムを鳴らすと凛太郎の母がものすごい勢いでドアを開ける。
「入って」
「はい、おじゃまします」
「昨日何したの?」
「昨日は肝試しに行きました、あの、えっと凛太郎は?」
「見る?」見る?夏鈴達は最悪を想定した。
夏鈴達は部屋に案内された。入ると凛太郎が痛い痛いと呟きながら横になっている。生きていることに安心したが様子はおかしい。先程見た。友紀についていた印が全身についている。それは不気味に少しづつ広がっている。
「凛太郎!!」その呼びかけに答えることはなかった。痛い痛いと呟くだけ。

その時凛太郎のスマホにまた着信が入る。
宮田からだった。
「もしもし起きてる?」
「ああ、起きてるよ」
「なんか朝起きたら腕に文字みたいなのがあるんだけど、これなに?絶対昨日のことだよね」
「ああ、その事で今凛太郎の家にいる、場所送るから、岸本も連れてきてくれ」
「わかった」電話は切れた。
「昨日何をしたの?」凛太郎の母親が言う。
「え、とあの、柵を越えて、」友紀が説明をしだす。
「何かいた?」
「はい、化け物がいました」
「もしかして箱の中身をいじった?」
「あ、はい、凛太郎がようじの様なものに触りました」
母親は表情を曇らせてどこかに電話をかけ始める。
「なんなんだよ」友紀は呟くが夏鈴は黙っていた。
「車に乗って!すぐ!」母親は部屋に戻ってくると震えた表情で夏鈴達に指示を出した。夏鈴と友紀で凛太郎を担ぎ車まで運ぶ。その間も凛太郎は痛い痛いとつぶやいていた。
「どこに行くんですか」友紀の質問も母親ははぐらかす。そうしてる間に宮田達も到着した。
「夏鈴!」その声は弱々しく震えていた。
「この子達も?」母親が言う。
「はい」
「そう、じゃあ、乗って」たいした説明も無いまま宮田と岸本も乗せられ車を走らせた。痛い痛いと言う凛太郎の言葉以外は無言のままどんどん車を走らせていた。夏鈴は岸本の方を見たがTシャツの隙間から凛太郎達と同じ印が見えていた。

午前11時22分

車が止まった。そこには大きな家。屋敷とも言える豪華な場所についた。夏鈴が凛太郎の肩を担ぎ運ぶ。綺麗な日本庭園がある。玄関について呼び鈴を鳴らすとスーツのおっさんと見覚えのある女の子だった。
「神来社、さん、?」友紀が言葉を漏らす。
そこには巫女の格好をした神来社ねねの姿が見えた。四人は驚いたが言葉にする余裕はなかった。
「これはまずいな、とりあえずその子を運んでくれ」
おっさんが指示を出した。指示に従って皆屋敷に入る。
奥の部屋に凛太郎を寝かすと隣の部屋に通された。母親と宮田、杉本、神来社はもう座っていた。屋敷はとても広い。
「私は納屋と申します、この子達が一緒に入った者達ですか?」
「はい」友紀が返事をする。
「凛太郎は!凛太郎は大丈夫なんでしょうか?」
「お母さんとりあえず状況を確認させてください」
「はい」
「とりあえず昨日の出来事をワシらに話してもらえるか出来るだけ詳しく丁寧に」
「あの、」宮田が話そうとしたが友紀が冷静に淡々と説明を始める。
「今なんて言った!」納屋が怒鳴る。
「え、いや、凛太郎が爪楊枝みたいな物を」
「まさか、あれを動かしたのか?」
「箱の中に小さな棒があったと思いましたがあれを動かしましたか?」神来社が納屋を遮り話を進める。
「はい、凛太郎が動かしました」
はぁと納屋がため息をつく。
「お母さん残念ながら息子さんはもう無理です」
「そんな、何とかしてください、なんでもしますから!」母親は始める。
「そんな凛太郎は、ちゃんと説明して下さい、あれは一体なんなんですか?」友紀が珍しく声を荒らげる。静かに納屋は語り始めた。
「あれの名は姦姦蛇螺(かんかんだら)と呼ばれている。昔人を食う大蛇に困り果てた村人達がある有力な巫女に討伐を依頼したんだ、そして村人が見守る中、術式や剣舞でたちむかった、しかし僅かな隙をつかれて大蛇に下半身を食べられてしまったのだ、それでも巫女は村人達を守るために抗い続けた、だが下半身を無くした巫女に勝ち目はなかった、そこで勝ち目は無いと判断した村人は巫女を行きに生贄にする代わりに村人の安全を保証して欲しいと大蛇に持ちかけた」
「そんな」杉本が言葉を漏らす。
「そして強い力を持つ巫女が疎ましかった大蛇はそれを承諾した、食べやすいようにと村人達に腕を切り落とさせてな、そうして村には一時の平和が訪れた、後にそれは同じく力を疎む巫女の家の者が計画した事と分かるしかし、異変はすぐに起きた大蛇は居なくなったが村人達はどんどん死んでいった、身体中に呪印を残してな、みな左右どちらかの腕を無くして巫女の家族六人と他十二人が無くなり生き残ったのは四人だけだったって言い伝えだ」
皆黙って聞いていた。友紀が唾を飲む。その音が夏鈴にだけは聞こえていた。ゆっくり神来社が話し出す。
「そこで生き残ったもの達で相談して供養を始めました、正確には供養と言う名の封印ですが、その時々によって生き残った者の子孫達が管理者を決めて封印する場所は変を変えます」
「基本的には姦姦蛇螺の事は管理者以外は知らない、付近のもの達には万が一の相談先の連絡先が伝えらる、それで今日家に連絡が来たってことだ」
「似たようなケースで何度かうちのもので姦姦蛇螺を祓った者も何人かいましたがその全員が2~3年の間に無くなっています、それほど危険なものなのです」
「お前らどれほど危険なものか分かっただろ、棒に触ってないお前らなら何とかなるかも知れないがあの子はもうダメです」
「そんな!!」母親が泣き崩れる。
「お前らも見たんだろ巫女の下半身を」
「いや、下半身?僕が見たのは上半身だったような」
「私も手が六本ある、蜘蛛のような女の人」
「わたしも」
二人はハッとする。
「本当に見てないのか?」
「はい」
「お母さん何とかなるかも知れない」
「本当ですか?」
「本来ならあの棒の形を変えて下半身を見ることで巫女の怨念を浴びることになる」
「でも危険なものには変わりはありませんが」
「すぐに解呪を始めよう、お母さん以外全員隣の部屋に移動してください」
「ねね様」
「はい、覚悟は出来ています」
「神来社、さん、貴方は何者なの?」友紀が移動しながら質問をする。
「私は生き残った巫女の子孫です、姦姦蛇螺とも血の繋がりがあるのです、私たちはだいだい封印を守って来ました」
「呪いも溶けるの?」
「正直分かりません五分五分です、私も命を落とす可能性もあります。私が学校でもっとしっかり止めていれば良かったのですが、申し訳ありません」
「神来社さんのせいじゃないよ、悪いのは私たち」宮田が言った。そして誰も否定はしなかった。
「さあ、皆座って、呪印をみせなさい」友紀達は隣の凛太郎のいる隣の部屋に移動して呪印のある腕をまくる。
「ほら、お前も」夏鈴に納屋が言うが夏鈴には呪印が見当たらなかった。
「あなた呪われなかったの?」
「ああ、そうみたいだ」
「少しみせて」神来社は夏鈴の手を握り目をつぶった。
「あなたの前世、相当強い魂みたいね」
普段全く前世や霊魂を信じない夏鈴だったが現実に起きているこの現象に疑う余地は無かった。
「ねね様」納屋が日本刀のようなものを神来社に渡す。何をする気だろう。神来社は日本刀を隣に置き、凛太郎の前に座る。
「皆さん準備はよろしいですか?」
何が起きるか分からなかったが言葉を発する者はいなかった。
神来社は指を複雑に組み、呪文の様なもを話始めた。お経に近い、何を言ってるかは分からなかった。
「泥を知り大罪をなせ、闇を集いて強欲を作り出し死に寄り添い、我が右手に城門、我が左手に完封せよ、#呪殺解放!!__・__#」
「きゃ!!」最初に異変に気づいたのは杉本だった。腕の呪印がうねうねと動き出す。それは腕から手首そして指の方にいき体から外れた、そして畳をつたい凛太郎の方に集まっていった。皆同じ事が起きていき呪印が渡った凛太郎の方を凝視していた。凛太郎に書いてある呪印も胸の方に集まりひとつの黒い塊になっていった。すると黒いモヤのような物が胸から立ち上がりそれは少しづつ形を作り出していった。
最初に分かったのは黒く長い髪、青白い肌、六本の腕、姦姦蛇螺だ。そいつはゆっくり目を開いた。赤くおどろおどろしい目だ。そいつは形が定まるとすかさず神来社に襲いかかる。神来社は瞬時に反応して刀を抜く。浅い。姦姦蛇螺は避けて距離を取る。
「ヒッヒッヒッ」
「距離を取るか、ただの呪素の割に賢いみたいですね」
「お前を殺すのを夢に見てましたよ」
「驚いた、話すことも出来るのですね、貴方を呪放させます」
「貴方如きでは無理よ、皆殺しにさせて貰うわ」
「蒼魚の系譜血染めの雷光!蛍姫!」神来社は大きな珠々を振り回し手から黄色い光線は放つ。姦姦蛇螺はそれを紙一重で交わす。天井には大きな穴が空く。日傘仕込みそるは天使のはしごのようだった。
夏鈴は想像絶する戦いに今にも逃げ出そうと思ったが夏鈴以外は意識はあるが生気を抜かれたようにぐったりしてる。それに戦火の下には凛太郎がいる。見捨てる訳にはいかない。
姦姦蛇螺は腕を伸ばし神来社に飛びかかる。神来社も刀を構えカウンターを狙う。
「ねね様」納屋は祈るように戦況を見つめる。
神来社は爪で引き裂かれ肩に傷を負う。姦姦蛇螺もカウンターをくらい腕の1本を切り落とされた。
「神来社ねね、幼いのに意外といい動きをするじゃない」
夏鈴は友紀達を揺するが友紀達はまだ動けそうにない。
神来社と姦姦蛇螺は睨み合い動き出さない。
「これならどう?」
姦姦蛇螺は方向を変えた。夏鈴は誰より先にそれに察して動き出す。姦姦蛇螺は凛太郎に襲いかかる。かばう形で夏鈴が多いかぶる。「ねね様!!」納屋が叫ぶ。夏鈴達を守るために神来社が太ももを噛み付かれた。直ぐに刀を振ったが避けられ距離を取られる。
「神来社!」
「一人で逃げなさい」神来社の出血は酷かった、もう動けそうにない。
夏鈴は神来社の刀を奪い構える。
「あらあなたなんで動けるのかしら?」
「うるせえ、かかってこい!」
「無理だ」納屋が割り込む。
「なんだおっさん、戦えるのか?」
「わし程度では呪殺する事は出来ないだが時間稼ぎ位は出来る思念体の持続時間は2.3時間程度、ここでわしが食い止める、動けるならお前一人で逃げなさい」
「そんなこと出来るかよ」夏鈴は脂汗を流しガタガタと震えながら持ったことも無い素人の構えで姦姦蛇螺と対峙する。
「全滅したいのか?いいかワシが術式を唱えてる間に逃げなさい」
「くそ!!」
「黒縄の鎖、冥府の契、東の狐、西の狸、我封印の力を欲する、和道冥縛」納屋は光の鎖を出し姦姦蛇螺を絡みとる。確かに動きを止めたのだがその鎖は細い、夏鈴は素人目にもそれが長く持つものでは無いと想像がついた。
「はやく、逃げなさい」
「嫌だって言ってんだろ!」
ガシャガシャいいながら姦姦蛇螺は暴れている。納屋は汗をかきながら息を切らしている。
「分かったはひとつ賭けてみる?」
「なんだよ」
「私の術で貴方の輪廻を呼び起こすの、今私たちに出来るのはそれしかない、失敗したら貴方は死ぬし、成功しても死ぬかも知れない、それでもやる?」
「何言ってんだよ、みんなを守るにはそれしかないんだろ、やるに決まってんだろ」
「分かった、こっち来て、いきます」
神来社は珠々を振り回し、指で印を結ぶ。
「生命の記憶、武功の名前、天地の母君、海王の父君、魂の鎖よ引き戻したまえ、前世の記憶を呼び起こせ#輪廻転生__・__#」
神来社ねねは夏鈴の胸に手を当て力を送り込む。その瞬間手を当てた所が発光する。夏鈴は意識が飛び、倒れ込む。
「失敗?」神来社は頭を抱え込む。
「ねね様、もう持ちません」
姦姦蛇螺は鎖を引きちぎり神来社達に襲いかかる。その瞬間姦姦蛇螺の腕は切り落とされた。姦姦蛇螺は何が起きたか理解出来なかった。
それをやったのは夏鈴だった。
「やった、成功した」神来社が言った。
「貴様!何者だ」姦姦蛇螺が慌てて問う。
「伊庭の麒麟児」
「対魔 冥府殺」夏鈴がそうつぶやくと同時に目にも留まらぬ抜刀術で姦姦蛇螺は真っ二つになった。
「クソっ!」
「屋敷夏鈴、前世の名は伊庭八郎、隻腕の剣客、抜刀術お見事」神来社がつぶやく、それと同時に夏鈴は力が抜けた。マラソン大会の後のような疲れの感覚だ。
「俺がやったのか」
「ええ、そうよ、術が上手くいったようね」
「そうかでも別に記憶とかが全部思い出す事じゃないんだな」
「そうね、そういうものよ」
「ううう、」姦姦蛇螺が蠢く、しかし戦う力はもう無い。
「まだ動けるの?」
「屋敷夏鈴、名は覚えたわ、貴方は仲間を見捨てて逃げなかったのね、フフ、貴方ならもしかしたら私本体を倒す事が出来るかもね、覚悟があるならいらしてちょうだい、土産をあげるわ」
姦姦蛇螺は夏鈴を睨んだ。
「蛍姫!」神来社が呪文を唱えて光線で姦姦蛇螺にトドメを刺す。その呪体は砂のように消えていった。

午後2時13分

5人は別の部屋で寝かしてもらっていた。奥の部屋からは凛太郎の母が何度も納屋さん達お礼の言葉を言っているのを夏鈴には聞こえていた。しかし夏鈴も体力の限界が来て。眠りについた。

午後7時36分

夏鈴は最初に感じたのは夢、しかしこの家の天井を見てそれが現実にあった事を再確認した。
夏鈴が最初に起きたがみんなまだ寝ていた。スマホを見てると杉本杏が起きた。
「あれ、やっぱり夢じゃないんだ」
「おはよう、岸本、もう大丈夫なのか?」
「うん、屋敷くんが助けてくれたんだよね」
「ああ、いや、神来社が助けてくれたんだよ」
「神来社さんか、お礼言わなくちゃ」
「そうだね」
その後友紀も宮田も起きた。二人とも同じような反応をしていた。

「体調の方は良くなったか?」皆の体を心配して納屋がお茶を持ってきた。
「あの今日は本当にありがとうございました」
「それはその少年とねね様に伝えてくれ」
「神来社さんには会えますか?」
「今は療養中だ帰りの時に挨拶するといい」
「はい」

午後8時11分

「あれ、俺、」凛太郎が目を覚ました。
「凛太郎、あなたどれだけ心配させれば気が済むの?」母親がかけよる。その様子をみて皆一安心した。
「母ちゃん、みんな、俺どうして」
友紀が今までの事を説明する。
「そうか、ありがとう母ちゃん、ありがとう皆、神来社さんは?」
「怪我して今は別の部屋で療養中だって、でも僕達もお礼言わないといけないから、みんなで行こう」

「納屋さん、神来社さんに会いたいんですけど」
「はい、着いてきなさい」奥の部屋に進み、扉をノックする。「ねね様皆さんがお礼に来ました」
「はい」
扉を開けると包帯に巻かれた神来社の姿があった病院の匂いがする。
「神来社さん、ごめん、神来社さん、ありがとう」凛太郎が頭を下げて、それに続いてみんな頭を下げる。皆何度もお礼を言った。
「あの、謝礼の方は」凛太郎の母が納屋に尋ねるのを夏鈴は聞いていた。
「ああ、結構です。うちの柵があまかった事もありますし、何よりいい収穫があったので」

そう言って。凛太郎の母の運転で皆帰路についた。

Every man is the architect of his own fortune.

新曲が出来ました!!オリジナル楽曲完成しました!

オリジナル楽曲が出来ました!うぅぅ嬉しすぎる。

 

めちゃくちゃいい曲です!

 

是非聴いてください!

 

FLARE【鏡音リンVOCALOID

youtu.be

 

今回もイラストが神!!

 

f:id:mikarn777:20210709175355j:image

 

はじめまして MIKARN/未完です。第一子が完成しました。 可愛がってください。

「It's all your Fault」

words MIKARN 

Twitter @mikarn777)

Instagram(mikarn07) https://Instagram.com/mikarn07/

music シエシ度

illust わんけー

TigerHorse(tigerhorse2021)

小説、歌詞、ブログ、私の世界、覗いてください。 https://mikarn777.hatenablog.com/ 今後も定期的に新曲をアップロードして行く予定です。チャンネル登録よろしくお願いします。20曲くらい構想があるのですが軍資金が足りません。そこでクラウドファンディングを立ち上げたのでお力添えして頂けたら幸いです。

クラウドファンディング.リンク https://camp-fire.jp/projects/view/432938 この曲はまだ完成ではありません 人の声で歌ってみた MAD等のcover楽しみにしています。 皆様のお力をお貸しください。よろしくお願いします。

 

うう、感無量でございます。